そして、いよいよ最後のステージ。
ここまで来たらあとはラスボスの"デスマスター"をけちょんけちょんにするだけです。
まあ、最後ばかりはサラリといってみたいと思います。
なにかが潜んでいる空気感。
闇の中からこちらをジッと見つめている者が存在するかのようだった。
この階の一角にこの世界を作り出した存在がいるという。
空飛ぶ絨毯によって進入した悪意の本丸。
部屋に一歩入ったとき、何者かが現れてこう告げた。
たぶん、自分たちの目指す者へと行き着く道を伝えている。
かの者がいったいどういう存在なのかは知らない。
しかし、なんだか妙に懐かしい気分にさせられる。
この悪意が満ちた場所では明らかに異質。
その言葉がワナかどうかなどを疑う余地もなく、自分たちはただ言葉に従うままに右の扉をくぐり続けた。
数回その行動を繰り返す。
すると、先ほどまでとは構造が異なった場所に出た。
扉をくぐり抜けたとき何者かがいた。
しかし、その気配は魔物のものではなかった。
彼女が誰なのかだ。
"おわん"が"くびかざり"を取り出した。
その意匠が封じられていた彼女の意識を取り戻す。
直後、声が響き渡る。
"デスマスター"。
彼がこの世界を生み出したという。
完全と武装したその魔物と自分たちは即座に戦闘を開始する。
もうあとはない。
ここで目の前にいる敵を倒せばすべてが終わる。
帰りに何者かと戦うこともないだろう。
つまりは全力でやって良かった。
極限まで自分たちの力を高める。
そして、相手の力をなんとかして弱めると同時に攻撃を仕掛けていった。
相手は今までのどんな魔物よりもタフだった。
しかし、自分たちは今までどんなワナや敵も切り抜けてきた。
次々と攻撃を繰り出してゆく。
"デスマスター"はその傷を自らの魔力でふさいでゆく。
何回もその繰り返しが続いたが、ついに終わりの時はやってきた。
徐々にだが、相手の回復が追いつかなくなっていた。
ここで手を止めることなく続くこちら側の攻撃。
相手のタフネスよりも自分たちの手数が上回ったとき敵は倒れた。
そして、それはこの国が1人の強大な魔物から解放されることも意味していたのだった。
というわけで、ようやくクリアと相成りました。
この階層の特徴はなんといっても”デスマスター"がいることです。
構造自体は単純なのですが、ちょっといやらしいワナが連発です。
まずこのフロアに入ると1人の男が現れます。
というか、
おまえ、ルウじゃん!
そうです。
かれこそ、記念すべき一作目、「魔洞戦記ディープダンジョン」のラスボスであり、勇士の紋章の中ボスでした。
つまりはかの有名な"人食い熊"や"魔界のトラ"の頂点に君臨していた男です。
なんのきまぐれか今回はヒントをくれます。
一作目では隙を見せるとゲームオーバーのひとでしたが、今回はいい人っぽいので、情報は信じてもいいです。
この階の小部屋は三つの扉が並んでいます。
"デスマスター"の部屋を目指すのならば、"この扉はルウの話通り、向かって右の扉に入り続ければいいです。
数回、この作業を繰り返すと、先ほど前とは形の違う部屋に出ます。
その部屋を進んでいくと、"リーザ姫"という敵が現れます。
この青い姫様が現れたら、王様の話通りに"くびかざり"を使いましょう。
すると彼女は正気に戻り、"デスマスター"が現れます。
さて、"デスマスター"ですが、LV25であれば、そんなに苦戦はしません。
まず、狩人で"アーマー"を掛け、僧侶で"アシッド"を掛け、魔法使いで"シャープ"辺りを剣士に掛けます。
あとは延々と剣士と狩人で攻撃します。
魔法使いの"ドレイン゜"も有効ですが、バナチップは相手のMPが尽きる前に"デスマスター"を倒せたので、あえてかけなくてもいいのかも知れません。
ちなみに"デスマスター"は"ヒール"をかけますが、あまりHPの容積は大きないのかよほど巡りが悪くない限り、心配はないと思います。
むしろ、ここにいたるまでの小部屋の固定敵などがうざいです。
どれも強いのであっさりとやられたりしないように注意しましょう。
バナナチップ、今回のプレイできづいたんですが、"あかいりゅう"って2種類いるんですね。
これともう一つ、赤茶色のやつが。
ハイプリーストも2種類いますです、はい。
ここは三角形の形をしたアイテムを使いましょう。
↑回答:"せきばん"。
それにしても、クリアして気づきましたが、リーザ姫って骨格ごつい気がします。
外見のイメージとは裏腹に話の内容見てしまうと、中々天然だな、この人;
ともあれ、"デスマスター"の魂は剣に封じられ、こうしてこの国は救われたようです。
てさて、当初考えていたよりもずいぶんと時間かかったなー;
子供の頃はファミマガかなんかの攻略記事とか片手に一日中やっていたので、一月かからずにクリアしていましたが、こうしてマッピングしながらの全探索だと時間がかかる。
当時、攻略本とか書いていた人の苦労は想像も付かないですな;
当初は地下世界のB3かB4が山だと行っていましたが、まさにその通り。
でも挫折するほどの難易度ではなかったな。
その辺り子供の頃よりはこらえ性が付いたという所でしょうか。
↑当たり前だ;
こうして昔のゲームを今プレイしてみると色々なことに気づきます。
たとえば、このゲームの男性キャラのグラフィックはガニマタだとか。
リーザ姫が意外と濃い顔をしているとか。
とりあえず、このブログの立ち上げと同時に始まったディープダンジョンⅢの攻略記事ですが、無事に終わって良かったです。
こういうのは初めてなんですが、意外と攻略の内容だけだと、あまりに場所に寄っては書くことがなさ過ぎる。
そんなわけでリプレイ日記なのかなんなのか解らないストーリーを付けてみました。
これ実はこのディープダンジョンの一作目に本のような説明書が付いていて、そこに物語みたいなのが付いていて、それがえらい豪華な感じと感銘を受けた記憶がありました。
昔のゲームは内容はつたなかったですが、こうしたもので保管されていて、なんとも言えない味がありました。
そういうの演出できたらなと思い書きましたが、果たして上手に出来たかは疑問。
次回も機会あったらこういうのやりたいですな。
さあ、一本目が終了と言うことで、次回…ということも考えています。
時間があれば、ぜひ違う作品で似たようなことをやりたいと思いますので、皆さん、どうぞ温かく見守ってやって下さい。
=城B4=
最後の最後で申し訳ありませんが、この階層のマップはないです。
というか、正確なマップが作れませんでした。
マップを作るためのアイテム"てかがみ"が使えない上に、構造上の関係というのが理由です。
というのも、この階のマップは独立した小部屋がワープによって繋がっています。
しかし、その小部屋の配置自体がどうなっているか解らないため、ソフトの中身でも見ない限りは無理でした。
現状、バナナチップではどうしようもないため、マッピングできなかったのです。
でも、構造自体は単純なため、最初のヒントの通り進めば、ゴールにたどり着けます。
もしも、このゲームをこれから始めてみようかなと思う人は上記の記事の内容を参考にして進んでみて下さい。
それではもしもどこかでまた会う日まで。
2011年12月30日バナナチップボーイ。
追伸:リーザ姫は間違ってセレムの封印を解いてしまったらしい。でも、何をどう間違って解いたのかくらいは知りたかったー。
※この記事は2011年度に「Mr.ズイガムボルト」に掲載されていた記事に加筆修正を加えた物になります。
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