いよいよあと残り2フロア。
最後の階はマップ化してもあまり意味はない場所なので、実質ここが最後の粘り処。
さて、それでは探索に向かいたいと思います。
その階は今までの階よりも瘴気が濃かった。
それは今まで通り過ぎてきたどの場所よりも魔物が強く、また自分たちが生き残るのが難しいという意味でもあるだろう。
そこはもうすでに人間が住める場所ではない。
異世界であると告げられているような錯覚さえ覚えた。
事実、出てきた敵は強かった。
あの地下世界の主である"ゾセム"よりも鋭く頑強。
一戦一戦はまさに死闘と言うべき戦いであったし、戦いを回避するための撤退を判断したのは一度や二度ではない。
もう我々も限界まで強くなっているにもかかわらず、死にかけることすらあった。
これは人間と魔物の基本的な違いとでも言うべきか。
魔物という存在が人類に比べて、いかに超越した存在かを見せつけられたかのような出来事だった。
この敵という頑強なワナをくぐり抜け、一つの場所にたどり着く。
「すいしょうのま」と書かれた場所は、あの国を憂う男から渡された鍵で開いた。
中には今までの誰よりも高貴な身分の存在がいた。
彼は自分の娘のことと、この地下世界を作り上げた者が待ち構えるだあろう4Fへの行き方を伝えた。
構造は単純なれど、いくつもの部屋をくぐり抜け抜けねばならなかった。
自分たちが自分たちの判断で道を選び、どこかを目指して進んでいるという感覚ではない。
ただ、用意された扉と部屋と通路を抜けていくだけとでも言うべきか。
進んでいくというよりは誘導されているような感覚。
このような感覚は以前にアイルの塔の6Fでも感じたものに似ていた。
あの"バーザス"の待ち構える塔の中心部に吸い寄せられるような感覚。
ただ、あのついこの間の出来事であるはずの塔の探索自体も、今は遠い昔のように感じられていた。
消耗をアイテムで補う。
この階に上った場所かとは正反対の場所にたどり着いたとき、「白夜の間」という場所に着いた。
そして、そこに現れた敵は今までの物とは一線も二線も違う気配を有していた。
さてさて、いよいよ終盤です。
もう敵はこれでもかってくらいに強いです。
またイベントも目白押しで、やることはたくさんあります。
今までに小出しにされてきた情報の意味がここで一気に回答されます。
ダンジョンの構造自体は単純ですが、非常に濃密な印象を受ける階層でもあります。
でも、嫌らしいワナはそれほどないので、
安心して下さい!
これでワープポイントとか落とし穴とか目白押しならば、はっきり言って挫折する人もいるかも知れない。
しかし、そんなものはないので、進むための最大の障害はここの敵の強さと割り切れます。
このフロアにはこのゲームにおいて、最大の能力を持った魔物達が出現しはじめます。
これより下のフロアだとLV25あれば、ランダムエンカウントは発生しませんでしたが、ここでは出現します。
つまり最大レベルまで上げても敵との遭遇は避けられません。
戦うか逃げるかの選択を迫られます。
ちなみに"ハイプリースト"と言う敵だけはLV25だと出現しないようです。
※固定敵では出現。
その他の敵の対処ですが、もうここまで来たら、"ストーム"や"フレーム"のごり押しか、あるいは"スリープ"を掛けてチマチマとやるかのどちらしかないです。
↑いや、このゲームは"ボム"習得以降、その傾向になる。
出現する敵の種類は下層よりも少ないので、戦術は立てやすいと言えばたてやすいかも知れません。
さて、イベント目白押しのこの階です。
まず、"すいしょうのま"について、説明しましょう。
これはB2で言われていた王様の幽閉されている部屋です。
この部屋の扉には鍵がかかっています。
あの"狂った男"に貰った"クリスタルキー"を使って鍵を開けて中に入ります。
そして、4Fに登るためのアイテムである"じゅうたん"のある場所を聞き、敵に操られた王女を元に戻すためのアイテム、"首飾り"を貰います。
この情報を得たら、B2に戻りましょう。
そして、指定された倉庫の北側の小部屋を調べます。
さて、この階層の構造の特徴として、登ってきた階段から南回りか北回りのルートを通って、この階の中央を目指すという形になります。
その北側のルートを進んでいくと、"いのちのほのお"というものに出くわします。
ここ誰の武器をかざすかと言われます。
ここは剣士の装備している"おおつるぎ"1択です。
ここで"おおつるぎ"をかざすと、武器に魂が封じ込められ、"シールソード"へと変化します。
ちなみに他の武器だと全部、打ち砕かれてしまうので、注意しましょう。
そして、このフロアの真ん中に当たる場所には"びゃくやのま"があります。
ここの部屋の前には"トワイライト"という敵がでます。
この敵は城や塔でちょくちょく存在に関する情報がでていました。
光と闇の狭間の獣…とはこいつのことらしいです。
実はこの敵、逃げることが出来ます。
ここが開かなければ先には進めません。
ではどうやって部屋の中に入るかというと、剣士に"光の玉"と"闇の玉"を持たせること。
すると、"トワイライト"は出現しません。
そして、扉のカギも開いているので先に進めます。
部屋の中には固定敵が出現しますので注意します。
部屋の奥…この階層のマップ中央に当たる場所には天井に穴が開いています。
その場所で"じゅうたん"を使用すると、4F…最後の階層へと至ることが出来ます。
さて、いよいよ最後の階です。
ずいぶんと長い間、このゲームをプレイしてきました。
しかし、それも次で最後だと思うと感慨深いです。
=城3F=
=イベント情報=
・座標S13E07
・座標S16E07
メッセージ:「白夜の間と書いてある」
・座標S15E17
メッセージ:「天井に穴が開いている!」
絨毯を使用すると、4Fにいける。
・座標S15E24
メッセージ:「水晶の間と読める」
・座標S14E28
王様がいる。王女が魔物に操られており、出会ったら首飾りを見せるように言われる。
首「はい」と答えると、"くびかざり"を入手。
それと絨毯のある場所を教えてくれる。
・座標S03E26
メッセージ:「命の炎だ。誰が剣をかざしますか?」
※大剣をかざすとシールソードに変化。
それ以外は武器が打ち砕かれる。
・レベルアップ時
=LV25=
剣士:LK×2
狩人:LK×2
僧侶:AG×2
魔法使い:AG×2
続き。
※この記事は2011年度に「Mr.ズイガムボルト」に掲載されていた記事に加筆修正を加えた物になります。
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